2019 SE-E Champion Interview

インタビュー

SE-E PRESSでは、今後各レースのウィナーやエントリーの多いチームなどにスポットを当ててインタビューを掲載していく予定です。
まずは、2019年チャンピオンのK塾日立ゲロ部 木村さんにSE-E初年度を振り返っていただきました。

最終戦チーズナッツでのチャンピオントロフィーとプレートの授与式の模様

Q1 2019年SE-Eチャンピオンおめでとうございます。オフロード歴、レース歴、戦績などを教えてください。

オフロードバイクに乗り始めて15年、42才からトライアルを初め10何年前頃から息子のエンデューロを見て私もYZ125を購入し初めました。トライアルは5年でIB、エンデューロはJNCC、FUNクラス2年・COPクラス2年でAクラス昇格、始める年齢が遅く 体力が無い割には・・・・。頑張ってます(笑)
近々では、昨年秋の日野ハードクラスで優勝しました。

Q2 第1戦が4位、第2〜第4戦まで3連勝と圧倒的な成績でしたが、普段はどのような練習をされていますか?

第1戦は アナウンスで「上手い人は後ろからスタートして下さい」と栗田代表から悪魔のお言葉が有り(笑)、、、上手い人とは思って居ませんがとりあえず、最後尾スタート。ダッシュも出来ない年頃にはキツかったなー。 練習はK塾仲間と笑いながらのんびりと野山を駆け回り、所々ヒルクライム、丸太、ロック、ステアなどセクションを作り、誰が早く行けるかなどプチ競争しワイワイ楽しみながら、クラッチの使い方、抜重しサスペンションの使い方などトライアルのテクニックの有利性を取り入れ、練習して居ます。皆さん上手くなり、少しづつ、ヒルクライムの途中に丸太を置いたり難しくし、行けない時はなぜ行けないのか考え、ただ野山を走る回るのでは無く、次回は行ける用に復習しながら楽しん出ます。
又チーズナッツのY2トライアルは、オフ車の参加もOKなので、バランス、クラッチの使い方にも良い勉強に成っています。

Q3 マシン選び、セッティング、タイヤ選びなどはどんな方向性を目指していますか?また具体的にはどのようなモディファイをされていますか?

昨年はBeta X-Trainerに助けられ、セル付きは有利ですね。
基本ゲロ系、低速走行の為サスペンションはトラ車の用にストロークが取れる用、油面は低く、スプリングは柔らかくしていますが、X-Trainerはダンパー調整のみで行け、ハイスピードの時だけダンパーをキツメにしているだけです。
タイヤは白井はIRCツーリスト。他はシンコー540DCをチューブリスでエア圧 0.1から0.2で使用、土重視なら0.1位で走りました。

Q4 レースではどのようなことを意識してライディングされているのでしょうか?

まずは下見をしっかりして何処に向かうか、渋滞が起そうな所は、他にもラインを2本位考えて見ています。
レース中はヒルクライムは失敗すると体力的にもダメージも強くなりますので、確実に行く為、ヒルクライム手前まではガンガン攻めづ体力を温存し、途中止まって休みたいのですが、一休みする位ならセクション手前まで行き順番待ちしながら休憩し、他の人の走り、ラインを見ながらにしています。(後ろから速い人が来たらすぐ譲りますよ)

Q5  昨年のSE-Eシリーズで面白かったレース、印象に残ったシーン、コースなどあれば教えてください。

SE-Eシリーズ戦として各地のコースをチーム皆さんと回れたのがとても良く、各コースにより工夫された設定でしたので、攻略しがいが有りました。この中でも白井のDRAGON RIDEは参加者で有りながら他の人の走り、ラインを見たり、コース内、外で話し合いながら参考させて頂き、緊張感を感じながら一つ一つセクションに入れたりと、ガツガツとしたレース感も無く、仲間とワイワイ楽しめました。

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Q6 2020年シーズンの目標や参戦計画などあれば教えてください。

Gネットを走りたいですね、この年ではかなり厳しいセクションも多くありますが、少しでも前に進めるようにがんばります。
又SE-Eを盛り上げて行ければ良いので、今回の菅生みたいなクラスが有れば参加させて頂きますので、ぜひ 抜いて下さい。きっと軽く追い越せますよ。宜しくお願いします。